日々の考察しるし

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ソシャゲ―の魅力

どうだろうか、皆さん。最近CMでグラブル、モンスト、パズドラという言葉を耳にしないだろうか。あれらは全てソーシャルネットワークゲーム、略してソシャゲ―のCMだ。ソシャゲ―とはスマホのアプリケーションを基とした、電子ゲームのことである。今回は どうしてそれが若者をはじめ、多くの人々のブームとなっているのか分析していきたい。構造としては、はじめに①ソシャゲ―の機能紹介、次に②その魅力となる。

 

  1. 基本的にソシャゲ―には、ガチャとフレンド機能が携わっている。ガチャとはその名前の通りガチャガチャのことであり、フレンド機能とはそのガチャで手に入れたものを一部共有するシステムのことだ。そしてプレイヤーはガチャガチャをして、強い仲間やアイテムを手に入れて、ゲームを有利に進めていくのが趣旨となる。

 

  1. また、各々のゲームのルールは単純で、その分奥が深く、普通に遊ぶだけだと無料のため、多くの人が参加している。例えば、やっていることは御弾き、パズル、はさみ将棋と変わらないものが年間売上何百億以上という莫大なお金を儲けていたりする。こういったことはしばしばまとめサイトなどで取り上げられているため、知っている人も多いかもしれない。だが、ただルールが簡単で、奥が深いだけでここまでの利潤(プレイヤーが課金をする)を生みだすだろうか。そこにはもっと人の根本的な欲求を巧みに利用した商法が用いられている。

 

先ほどから述べているように導入段階で、参加者はお金を落とさない為、参加者が課金をするように運営側が仕向けてくる。運営も慈善事業でやっているわけではないのだから、必然の理だ。ではどのようにして課金させるか、それはガチャという偶然の遊びと、他のプレイヤーとの関係にある。ガチャとは言ってしまえば博打事であり、当たりはずれがある。人の欲望はまずここに目が行く。そして、他人のガチャの結果にも目が行く。この二段構えによって、多くの人にとって課金するような環境が整えられてしまうのである。ガチャをして当たることで、優越感に浸ろうとフレンド欄には当たりのものを入れたり、各ソシャゲ―を取り扱ったサイトに書き込みをしたりする。あるいはガチャをして外れたことで、同じ外れた仲間同士で慰めあったりもする。いわば課金とは他人との差異を顕著にしたいという人間の根本的な願望意識の顕れなのだ。そして、外れても仲間を作ることで、同じ苦い境遇を共有することも叶うため、これも人間の根本的な願望に適っている。以上が分析結果だ。